こんにちは、アスマです。
前回に引き続き2018年SFC修行ルートにつき考えようと思います。今回は修行ルートの各旅程についての説明となります。
まずは全体工程
まずは前回発表しました2018SFC取得旅程がこちら。
旅行①特典航空券を急遽予定変更しｽｶｲｺｲﾝで購入したジャカルタ2泊3日
旅行②往路エアチャイナビジネス復路ANAプレエコでいくジャカルタ2泊3日
旅行③福岡1泊2日
旅行④旅行②の逆旅程ジャカルタ3泊4日
となっております。
4回の旅行で約30000PPをPP単価約9円で獲得する旅行となっております。最初の旅行①がPP単価15円と高くなってしまっているのを除けば割と優秀な旅程な気がする。とはいえ旅行①も自分なりに理由はあるんですよ？それは後ほど。
旅行②～④
全旅行の中で実は旅行①を除く旅行②～④は複雑に絡み合っております。というのも実はこの②～④はチケット上は東京-ジャカルタ往復×2、羽田-福岡往復×1ではなく、東京-ジャカルタ往復×1（チケット①）、クアラルンプール-ジャカルタ往復×1（チケット②）、クアラルンプール-福岡往復×1（チケット③）になっているのです。図解するとこんな感じ。
なぜこんなことをしたのか。それは安いから。単純に東京ジャカルタ間を往復するより格段に安く、格段に快適に、そして格段にPPを稼ぐことが可能です。
ANAのSFC修行を行うに当たって日々修行僧によりPP単価の安い色々なルート、技が発見されていっていますがこのルートはそれらを組み合わせたものになります。この技というのが「海外発券」と「エアチャイナビジネス」
海外発券
海外発券とはその名の通り海外発のチケットを購入することです。海外発券と聞くと難しそうに聞こえますが、大したことはなくANAサイトにて出発地を海外にするだけです。
物価の違いなのか、ANAが現地民の利用を促進しようとしているのか、海外発券は普通に日本からの往復便を購入するより格段に値段が低いことが有ります。自分が利用したクアラルンプール発のチケットもそんなチケットのうちの一つ。
下の画像は適当に今検索した結果ですが同じプレミアムエコノミーで同じ福岡-クアラルンプール往復なのにご覧の通り全く価格が違います。福岡発だと30万円を超えてくるのにクアラルンプール発だと85,000円くらい。
クアラルンプール発
福岡発
悲しくなるほどの価格差...かなりPP単価が下がることが分かりますね。因みにプレエコにしたのはビジネスよりPP効率が高く、エコノミーより獲得PPが多かったからです。
海外発券を利用すれば普通に東京との往復でかなりPP単価が下げられるわけですが更にPP単価を下げる方法としてストップオーバーを活用しています。
ストップオーバー(S/O)
ストップオーバーとは途中降機のこと。途中降機とは出発地から目的地の間の乗り継ぎ地点に24時間以上滞在することを指します（Wikipedia）。
つまり乗り継ぎ地点に24時間以上滞在できるということはクアラルンプール-福岡間の往復の乗継地点を東京にして福岡旅行に行くまで東京に滞在することにより、下の図のように一つのチケットをクアラルンプール-東京往復と東京-福岡往復に分割することができるということになります。
このストップオーバーですがANAの場合往路復路でそれぞれ1回利用可能で、目的地が福岡・名古屋・大阪の場合は通常の料金＋消費税相当額（往復で6000円ほど）で利用可能です。因みにそれ以外の場合通常料金＋10000円＋消費税相当額となります。
つまり6000円ほどで福岡旅行が追加可能なわけです。勿論この旅行でもPPは加算されるのでPP単価はより下がります。もっとPPを追加したい場合は福岡でなく石垣や宮古や那覇を目的地にすれば16000円ほどかかりますがよりPPを獲得することが出来ますね。
海外発券の弱点
良いことばかりな気もする海外発券も問題が無いわけではないです。それは
①出発地が限られること
②出発地まで行くチケット、帰るチケットを入手する必要があること
です。
①出発地が限られる
海外発券しても値段が格段に下がる出発地はそんなに多くありません。下がる場所として有名なのがクアラルンプールやソウルなど。今回の旅行でも活用させていただいております。
というかジャカルタ出発の便が高くてね...クアラルンプールから近いのに一体なぜ...
おかげさまでエアアジアのジャカルタ-クアラルンプール往復チケットを買う羽目になりました。まあ往復約7000円で安いから良いけどさ...
②出発地まで行くチケット、帰るチケットを入手する必要がある
出発がクアラルンプールになっている以上、日本からそこに行くチケットを購入する必要があります。これは帰りも同じでクアラルンプールから日本に帰ってくる必要があることを忘れてはなりません。
このデメリットを解消する方法もLCC利用、特典航空券利用、海外発券ループ等いろいろありますが今回自分はエアチャイナ利用を選択しました。
エアチャイナを活用する
中国国際航空とは中華人民共和国の航空会社でナショナル・フラッグ・キャリア、中国最大のスターアライアンス加盟航空会社。中国語での略称は国航、日本国内においてはエアチャイナとも呼ばれる。台湾の航空会社であるチャイナエアライン（中華航空）とは異なる。
Wikipedia
このエアチャイナの往復チケットを、日本から先程の海外発券チケットの出発地までの旅程と出発地から日本に帰ってくる旅程に分割してくっつけることにより、海外発券の弱点を打ち消しています。
このエアチャイナ、SFC修行用として利用する上で素晴らしい点が有ります。それは
- 価格が安い（特にビジネス）
- スターアライアンス所属なのでANAマイル、PPが貯まる
- ジャカルタ行きがある
価格が安い（特にビジネスクラス）
日程、目的地にもよりますが料金が非常に安いです。エコノミーだけでなくビジネスクラスも料金が安いのが嬉しいところ。
以下の画像は東京-ジャカルタ往復ビジネスクラスの料金です。往復110,000円で安い...のか？比較のために同日のANAの料金も載せときます。
エアチャイナ（￥110,000）
ANA(￥371,000)
圧倒的に安い...勿論エコノミークラスも非常に安くなっています。
ANAマイル、PPが貯まる
エアチャイナはスターアライアンスに所属しているためANAのマイルが貯まりますし、PPも獲得することが出来ます。これが修行を行う上で最も重要なポイントとなります。提携航空会社も下の計算式に則ってPPが獲得できます。
中国国際航空のビジネスクラスの場合、予約クラスでの積算率が125%、搭乗ポイントが各搭乗ごとに400ポイントづつ（東京ジャカルタ往復の場合4回搭乗があるため1600ポイント）となります。残念ながら提携航空会社便の場合、路線倍率は常に1倍です。
先程の東京ジャカルタ便の場合、PP単価は8.44円となり激安！
ジャカルタ行きがある！
これ重要。自分の場合ジャカルタに行くことが目的なのでジャカルタに行けなかったら前提条件が根底から崩れます。まあまたエアアジア使っても良いけどさ...
というかジャカルタだけでなくクアラルンプールもシンガポール行きもありますし、ヨーロッパ行きも激安で売ってるので海外発券と組み合わせなくても非常に有用。
こんな感じでジャカルタ2往復についてPP単価を抑えつつ、獲得PPの最大化を図りました。行き先が同じ旅行を2回以上する場合は海外発券やらを検討してみるのも手だと思います。
海外発券もエアチャイナも同じ旅程でも早めに予約した方が安いので注意のこと
残った旅行①PP単価15円...
なぜ旅行①はPP単価が圧倒的に高いのか。それは旅行②～④を発券して力尽きた....わけでなく、もともと特典航空券で行く予定だったのを有償航空券に切り替えたからです。
もともと自分は8月にジャカルタに行く予定で特典航空券を今年の3月頃に予約していました。その頃今年修行するなんて自分では思っていなかったので脳死状態で特典航空券をとったのですが、修行を決意した時に気付いてしまいました。
あれ？スカイコインで買った方が良かったのでは？
前に記事にしたあれです。
どうせ同じ位のマイル、現金消費ならスカイコインで買えば良かったのです。そこで慌てて特典航空券の旅程を来年に変更し、8月のジャカルタ行きは40000マイルをスカイコイン変換して残りは現金で購入しました。直前で買った割には安かった...
なので数字上はPP単価15円台ですが、マイル使用で現金持ち出しが少なかったこと、もともとジャカルタ行く予定だったことを考えれば許容範囲かなと。
引き伸ばしになった特典航空券旅行もSFC会員として搭乗出来ますしね。
まとめ
以上が自分の2018SFC修行ルートとなります。修行費用は￥223,233と40000マイル。搭乗回数は12回で獲得PP31528。PP単価はマイル分考慮した場合7.08円、考慮しない場合8.98円となっています。ストイックにクアラルンプール往復とかにしとけばより効率がよくなる気もしますが彼女に会うためだから仕方ないね。
この旅程で解脱を目指します。よろしくおねがいします！
